第52回勉強会の内容をユーチューブで配信いたしました。

こんばんは
と言っても、もう日付が変わってしまいましたが、6日(水)に第52回勉強会を開催しました。

10/9 追記:Youtubeにアップしました‼︎




絵で見る江戸人の意地と粋

というタイトルで、世界で初めて江戸時代の日本が庶民が暮らしていて楽しい大都会を創り出したこと、そもそも大都会という概念は日本製だということを、数々の絵でご説明させていただきました。

今回の内容を象徴するこの絵から、ご覧ください。


唄の文句としては他愛のない江戸っ子のお国自慢ですが、江戸端唄には大都会ぶしと書いておおつえぶしと読む大都会賛歌があったことが、私にとっては驚きです。

同じころ、産業革命で世界の最先端を行っていたイギリスの平均的な労働者階級の家計は惨めなものでした。

長屋の辻という辻にひっきりなしに棒手振(ぼてふ)り商人がさまざまな商品を売りに来て、あまり仰々しい家財道具を揃えなくとも快適な都会暮らしができた江戸の便利さとお比べください。


私は江戸時代の庶民がこれほど快適な都市生活を送れた最大の理由は、日本列島が世界でも一、二を争うほど自然災害の多い地域だったので、人間同士が殺し合う余裕はなかったことではなかったかと考えています。

そのへんもふくめて、詳細は近日中にユーチューブで公開させていただきますので、ぜひご覧ください。

読んで頂きありがとうございました🐱 ご意見、ご感想お待ちしてます。

コメント

土井としき さんの投稿…
江戸時代は、大衆の原像が明確に現れた、国家無き平和な時代ですね。
戦争不可能な今中の現代は、江戸時代に学ぶのでしょうか。
私は今、吉本隆明の[アフリカ的段階](史観の拡張) に 惹かれています。
増田悦佐 さんの投稿…
土井としき様
コメントありがとうございます。そして、お久しぶりです。
私も、米中同時崩壊後には、やっと国家なき平和な時代がやってくると思っています。
吉本隆明著『アフリカ的段階について――史観の拡張』、おもしろそうですね。ぜひ読んでみたいと思います。
土井としき さんの投稿…
アフリカ的段階は、送ります。
役に立てば幸いです。
増田悦佐 さんの投稿…
土井様
ありがとうございます。
お手数をおかけして恐縮です。
ご都合のよいときにお送りいただければ、大変ありがたく存じます。