西村経済再生相の発言について思うこと。

自民党よ、惨敗必至の次の総選挙は「西村新首相」で戦え!





こんばんは。西村康稔経済再生相が、「自粛要請に応じない飲食店は、金融機関を使ってでも言うことを聞かせてやる」とすごんで、話題になっています。

自粛というのは、あくまでも自発的にやることだという、ことばの意味さえ知らずに大臣にまで成り上がってしまった人のようです。

当たり前のことですが・・・・
経済再生大臣には金融機関を管理、統括する権限はありません。

権力を笠に着て強引に他人を思いどおりに動かそうとしながらも、都合が悪くなれば、自分の所管分野ではない金融機関に責任を押しつけようという魂胆が見え透いているのが、なんともこの人物のセコいところを示しています。


徳川幕府は、やくざの親分たちに岡っ引きという警察機構の末端を担わせて、安上がりに治安のいい社会を築きました。

でも、江戸時代の奉行、与力、同心は岡っ引きが不始末をしでかしたら腹を切るつもりで、この警察権力の民間委託をしていたのです。

今回の「金融機関に財布のヒモを締めさせてでも、思い通りに動かしてやる」という姿勢からは、うまくいかなかったら自分が責任を取るといういさぎよさはみじんも感じられません。


兵庫県知事選の応援演説に行ったようですが、自党候補の応援より、この発言の釈明に終始して、自民党兵庫県連にあきれられているそうです。


そしてもうひとつ気になるのは、本来金融機関を管理、統括する立場にあって、縄張り意識も強烈なはずの財務省や金融庁が、この発言がSNSなどで炎上するまで「そんな目的に金融機関を使われては困る」とはっきり言わなかったことです。


世間の反発がこれほどひどくなければ、この方針を黙認するつもりだったのではないでしょうか。


西村発言と同じ日に、内閣官房コロナ対策推進室、国税庁酒税課の合同で、酒類業中央団体連絡協議会に「酒類の提供停止を伴う休業要請に応じない飲食店との酒類の取引停止について(依頼)」という要請文書を出していたことが発覚しました。


炎上後は、首相も内閣官房長官もしらを切っていますが、どうやら菅内閣挙げて、この方針を実施するつもりだったようです。

聞けば、西村康稔氏は東京大学の学生だったころから「おれは将来の首相だ」が口癖だったそうです。

そこで、自民党の有力議員の方々に提案があります。

日本には、昔から「位打ち」というなかなか陰険な政治手法がありました。

野心が強すぎてまわりに迷惑ばかりかけている人物を意図的に実力以上の地位に引き立ててやって、荷が重すぎて自滅するのを待つことです。

どうせ菅義偉首相で戦えば惨敗必至の次の総選挙は、いっそ西村康稔氏を新首相に押し立てて戦ってみたらいかがでしょうか。

本人は一生の念願が叶って大喜び😝でしょうし、たんなる惨敗ではなく解党的危機に陥って、一から出直すきっかけになるかもしれません。


長期政権にあぐらをかいてぼろぼろになっていた党組織が、民主党中心の野党連合に政権を明け渡してからずいぶんマシになったという実績もあるわけですし。

やってみる価値はあると思いますよ。

 読んで頂きありがとうございました🐱 ご意見、ご感想お待ちしてます。

コメント

どいとしき さんのコメント…
西村大臣ぬ無知からの、大衆の選択は、暗喩的な投票行動くだろう🌝🌝🌛西村は一生の念願が叶って大喜び😝でしょうし、たんなる惨敗ではなく解党的危機に陥って、一から出直すきっかけになるかもしれません。
増田悦佐 さんの投稿…
コメントありがとうございます。
今度の総選挙は、よりマシな候補を選ぶことが、結構大きな変化を生み出してくれるかもしれないと期待しております。